まるせん米菓のルーツは、1927年(昭和2年)。町田仙七が定吉、源三の兄弟三人で、埼玉県比企郡川島村(現在の川島町)にて、「まるせん」という屋号で煎餅屋を開業したことに始まります。戦時中は一時的に煎餅屋を中止し、戦後に米菓業を再開しました。人一倍研究熱心だった町田仙七は、数々の米菓製造機械を考案し、独自のこだわり米菓を作りあげました。
その伝統は、二代目町田郁夫に受け継がれ、そして三代目町田功は伝統の技に新しい技術を取り入れる為に、12年にも及ぶ修行を重ね、2002年に茨城県真壁郡真壁町(現在の桜川市真壁町)において、有限会社まるせん米菓を創業いたしました。
茨城県桜川市真壁町は、筑波山の北側に位置し、鎌倉時代より続く真壁城の城下町として栄えた地であり、筑波山の伏流水を使ったお酒をつくる酒蔵がいくつもあり、水質の良い土地として知られています。
日本古来のお菓子である米菓。私たちは、この真壁の地で伝統技術を守り発展させていきたいと願っております。